妊娠中の歯周病には要注意!
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カテゴリ: マタニティ歯科
鳩ヶ谷駅 徒歩4分 川口市坂下町の歯科医院よつば歯科の富永です
最近は風の強い日が多いですね。
春一番かと思えば、明日は雪の予報です
まだまだ寒さには気を抜けませんね
今日は、妊娠中の歯周病の危険性についてお話しします。
妊娠中に、重度の歯周病にかかっていると、早産や低体重児出産のリスクが高くなると言われています。
先日、妊娠中のお口の中の記事でも書いたように、妊娠中は歯周病が悪化しやすいお口の中の状態になっています。
歯周病が悪化すると、炎症を引き起こす物質が生み出され、胎盤を刺激します。
すると、身体が出産の準備が整ったものと勝手に判断してしまい、陣痛や子宮の収縮が起こり、早産を引き起こす可能性があります。
最近では、歯周病をかかえる妊婦さんは健康な歯ぐきの妊婦さんに比べると約5倍も早産のリスクが高いことが明らかになっています。
この表でもわかるように、歯周病治療を行った妊婦さんと治療を行わなかった妊婦さんでは、早産や低体重児の出産率も大きく差がありますね。
妊娠前に歯周病治療をしておくのも大切ですが、妊娠中でも治療は可能です。
歯ぐきに症状が出た場合は、早めの受診をおすすめします。