虫歯のない子元気な子!13
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カテゴリ: 虫歯のない子元気な子
こんにちは
鳩ヶ谷駅 徒歩4分 川口市坂下町の歯科医院
よつば歯科の豊崎です
今回食育のお話の続きをしていきます
幼児期(就学前)
離乳完了の目安は、いろいろな条件が関係しますが、噛む機能の発達からは、
繊維質や弾力ある食べ物を噛むために、顎(あご)を横に動かしてすりつぶす
運動がみられる時期で、一般には乳歯の奥歯が生えてかみ合う1歳6ヵ月頃に
なります
すべての乳歯が生えてかみ合う3歳頃は、いろいろな食べ物をしっかり噛んで、
上手にのみ込むことが出来るようになります
そこで、ひとくち量をかじりとることや、よく噛むことを自然に
引き出すような、食べ物の大きさ、かたさ、歯ざわりが体験出来るようなお食事
を考えましょう
3才頃から、日本的伝統食の食べ方である箸の正しい使い方や
お椀類での食べ方などを教えましょう
幼児期に食べ物の食べ方、例えば「早食い」、「丸のみ」、
「食事の仕方」などは、生涯の食習慣に影響します。
また、子どもの肥満など心と体の健康にも関係しますので、
食事は、噛みごたえする食べ物を準備し、しっかり噛んでいるかどうか、
子どもの食べ方を観察して、必要であれば注意しましょう
食べ物を食べているとき、お茶やお味噌汁など液状のものを
飲むことに注意します。食べ物が口の中にある間は、これらを飲むと
流し込むことになりますので控えるようにしましょう。
また食べ物を噛んでいるときには口もとをしっかり閉じるようにします。
食事を急がないようにして、家族、友達などみんなと一緒に楽しく食べ、
お父さん、お母さんがよく噛んで食べる姿を見せましょう。
間食は規則的にして、食事に影響しないような量と食べ物にしましょう。
夜食や寝る前の飲食は習慣になりやすく、肥満などの原因にもなります。
また、砂糖を多く含む飲料類を飲むのはむし歯を発生・進行させたりしま
すので控えるようにして、砂糖が多く含まれるスポーツドリンクを水がわりに
飲むことや野菜の代わりに野菜ジュースを飲むことは注意しましょう。
生涯を通じた口腔ケアの確立のためにも、歯みがきの習慣をつけ、
かかりつけ歯科医師を持つことにより、生涯を通じた歯と口腔の健康づくりを
習慣づけていきましょう
3つ子の魂百まで
幼児期の食習慣は大人になってもなかなかぬけません
乳幼児期の食習慣はとっても大切なんです