虫歯のない子元気な子7
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カテゴリ: その他
こんにちは
鳩ヶ谷駅 徒歩4分 川口市坂下町の歯科医院
よつば歯科の豊崎です
今回のテーマは
卒乳の遅れが虫歯につながるのではないかということです
結論から言えば母乳自体が虫歯を作りやすいというわけでは
ありません
ただ、母乳にも糖分は含まれているので、虫歯にならないわけでは
ないけれど、砂糖などに比べて虫歯になりにくいというイメージです
寝かし付けながらの授乳や寝る直前・夜間の授乳には注意が必要です
睡眠中は唾液(だえき)の量が減るので、
口の中が細菌にとって好ましい環境になります
口の中に母乳の糖分が残っていると、虫歯菌に大量のえさを与えてしまいます
また、1歳半になれば離乳食も進んできており母乳のみの頃よりも
細菌が増えやすい環境にあります
お砂糖を使っていないおやつや食事を意識するだけでも、
母乳っ子の虫歯もある程度避けられるのではないでしょうか
ポイントは、歯垢です
とくに上の歯についた食べかすをキレイに取り除いてあげることに
気をつけましょう
母乳を飲むときには上の前歯に母乳が付着しやすく、
添い乳でそのまま寝てしまうと歯垢と母乳に含まれる乳糖が反応
して虫歯を誘発します
そこで寝る前の歯磨きを念入りに
そして、歯の質を強くする為に、1歳半検診での歯科デビュー
フッ素塗布による歯の質の強化は子供のうちの方が効果的です
それを守ってもらえれば卒乳の遅れがあっても、虫歯の原因にはなりません
1歳を過ぎての母乳は体の栄養もですが、心の栄養も大きいのです
自然卒乳を目指すお母さまやお父さまはお子さんの規則正しい生活リズムと
歯の清掃、歯科医院でのフッ素塗布による歯の質の強化を心がけてくださいね